100 units photo session exhibition booth
考え抜かれた足まわりで
LSオーナーたちを虜に
考え抜かれた足まわりパーツを数多く揃え、セダンオーナーたちから絶大な支持を集めているユージーランドボディー。特にLSオーナーたちの間では欠かせない存在となっている。会場に持ち込んだデモカーは50系のLS500前期。ユージーランドボディーの「ハイブリッドエアサス」で走行性能を高め、「エアサスコントローラー アドバンス」によって車高を制御。ユージーランドボディーを選んだLS500のオーナーたちのほとんどが、この組み合わせでセッティングしている。
「ハイブリッドエアサスとは、純正エアサスにアラゴスタのダンパーを組み込んだアイテムです。アラゴスタを使うことでコーナリングや高速走行時のフワ付きがなくなり、さらに、20段減衰力調整機能付きなので、好みの乗り心地を実現できるのが特徴です」とユージーランドボディーの中島サン。
ユージーランドボディー
中島サン
車高の制御はエアサスコントローラー アドバンスによって自由自在に。ダウン量は最大180㎜を誇り、究極の低さが手に入る。「15段階の車高調整機能を搭載していて、そのうちの3つを記憶させるメモリー機能も備わっています。ですから、ボタン一つでサッと好みの車高にすることができるんです」。
ちなみに、LS500用の足まわりパーツは他にもあり、「SSキット」と「ゼロシステム」も人気がある。「SSキットはエアサスのエアが十分に入った状態で、フロントは30㎜、リアは40㎜ほどローダウンできます。つまり、車高を下げてもエアサスが底付きせず、乗り心地も良い状態がキープできるのが魅力です」。
ゼロシステムも画期的なアイテムで、使い方は本体をOBDⅡに指すだけ。すると、エアサスのエアがゼロまで抜けて、車高が着地するまで落ちる。ちなみに、車高の復帰は、再度、ゼロシステムをOBDⅡに指せばOK。
そして、ユージーランドボディーの50系のLS500前期が装着しているホイール。これもオリジナルだ。モデル名はリアルフォージド。「開発のきっかけは、実はブレーキなんです。オリジナルの<GTA6ブレーキキット>も好評で、LS500の場合は前後に6pot×405φという組み合わせが人気。その場合は21インチ以上のホイールなら入るんですが、ホイールのデザインによってはキャリパーがディスクに当たってしまうこともあるんです。それなら、GTA6ブレーキキットがキチッと装着できるホイールを作ろう、どうせなら鍛造にこだわろうって感じで開発しました」。
リアルフォージド
GTA6ブレーキキット
しかし、こだわり出したら止まらないのがユージーランドボディー。サイズは18~22inchで、1ピース、2ピース、3ピースを用意。デザインも1ピースは9種類、2ピースは14種類、3ピースは5種類と豊富にラインナップ。その上で、サイズ(J数やインセット)やカラーも自由にオーダーできるようにしている。いわばワンオフの鍛造ホイール。世界で一つだけのモデルを作ることができる。
リアルフォージド
気になるのは今後の動向。ユージーランドボディーは次に何を作り、オーナーたちを喜ばせるのか。「まもなく試作品が上がってくる予定で、新作はハイドロリックアーマーのNEWタイプです。どんな車高調にも装着可能な汎用品で、車高調の上側にオリジナルのシリンダーを組み込むことで、40~50㎜ほど車高の上げ下げができるようになるアイテム。車高調でベタベタにしているオーナーの多くが、ちょっと車高を上げたいなって思うシーンに遭遇したことがあると思いますが、そんな時にサッと車高を調整できるようになります。ぜひ、完成を楽しみにしていてくださいね」。
今回のレクサス撮影会では、さすが人気メーカーだけあり、ユージーランドボディーのブースは常に人集りだった。「今まで色んなイベントに参加してきましたが、今日が一番忙しかったです(笑)。一日中、ずっとたくさんのオーナーたちと濃い話をすることができました。これからもVIPスタイルにはレクサス撮影会を続けて欲しいです。ぜひ、埼玉で(笑)。埼玉は僕らの地元なのでありがたいですし、この会場の雰囲気も凄く良くて、クルマを眺めるには最高の場所だと思います。今日はカッコイイ車輌をじっくりと見ることができて、本当に楽しかったです」。